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小ネタ
蒼色の瞳と僕の欲望/雲咲

ある日、僕は出会った。
眼帯をつけて僕の家の玄関の前をうろうろしている不振な男子に。

背が小さくて童顔。それに何故か眼帯、しかも眼帯をつけていない方の瞳は綺麗な蒼色。
髪は真ん中だけが鼻の下ぐらいまである変な髪型。
しかもつぶやいている言葉が、僕の名前が読めないのか雲や鳥に関連する意味が解らない単語ばかり。

そして僕は少年に話しかける。
話かけなければ僕が家に入れないから困るんだよ。それに変な言葉を呟かれ続けるのはごめんだ。
少年はビックリしたのか、少しだけ涙が溜まった瞳で僕を見つめる。あれ?何故か動悸が激しくなった、綺麗な蒼色が僕を見つめてくる。まぁいい、どうせまた風邪の前兆か何かだろう。

そして僕は瞬時にいい事を思い出す。

この子を風紀委員の雑用係にしよう。

ちょうど前やめた草食動物の空きもあるところだし。それに、何故か僕の興味をそそる瞳をしている。綺麗な蒼色、その瞳をずっと見ていたいだなんて思った僕は愚かなんだろうか。











































それが恋をして、咲を自分だけのものにしたいと思う欲望だなんてその時の僕はまったく知らない

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あきゅろす。
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