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曼珠沙華[土沖]
付き合っていないが好きあってる。








「臭い」



「なんですかぃ。失礼な。」



「俺の嫌いな匂いがする。」



「は?」



「甘ェ……。」




















「イライラする。」



今から行為を始めるというのに、なんてことを言い出すのだ。この人は。



「旦那と甘味屋いっただけですぜ。早くはじめましょうや。」



「なんか気分がのらねぇ。」



うぜぇ。
自分的には気分とかどうでもいい。さっさと始めてさっさと終わらしたい。



「そんなんいいから早く。」



俺と土方さんは付き合っているわけではないが好きあってる。俺は土方さんが好きだ。土方さんも俺が好きだ。そのことはお互い把握している。



でも付き合ってはいない。『俺はお前が好きだしお前も俺が好き。だったらしよう。』みたいなノリで随分と前からいわゆるセフレ的な付き合いになっている。



あえて付き合わないのは、恋人同士という関係にならないためだ。



男同士だし真選組という立場上、いつ死ぬかもわからない。デートなんてものは興味もないし、特別な日に二人で過ごすわけでもない。



日頃の疲れを癒すため、欲を満たすため、それだけのために体を重ねる。



愛がないわけではない。



だが愛なんてその行為のなかの一割にもすぎないのだ。



欲を満たしたい、行為をしたい。好きあってる同士なら誰にも迷惑をかけない。



それだけの行為なのだ。





「早く。」



「………あぁ。」



深い口付け。


広いとはいえない室内に卑猥な水音が響く。



「………はぁっ」



「なにしてたんだ、万事屋と。」



乳首を指で遊ばれながら、質問をされる。



「…あぁ…っ…はぁっ………関係…っ…な……ぃ………」



「言え。」


「…下もっ…触って…ンァ…くれ…た……ら…ンッ……」



そう言うと下着ごと袴を脱がせる土方さんと、快楽に溺れて喘ぎ声を押さえられない自分に腹がたつ。



「…はら…っ…たつ……ゥ…ンァ…ハ…」



「何が。」



「あんたとっ……じぶ…ん…っ…に…………」



「ふーん。で万事屋となにしてた。」



どんだけこの人はそれが気になっているんだ。



「…んはぁっ…ぁ……嫉妬…です…かぃ……?」



「っるせ。」



「悪いけどねっ……ン…は………」





──俺はあんたの恋人じゃないけど想うのはあんただけでさぁ。
















えんど






ぐたぐたで終了。

オチというオチがない。

曼珠沙華の花言葉は「想うのは貴方一人」です。




坂田とは多分
「ちょ、総一郎くん、媚薬くんない?新八が全然ヤらしてくれなくて。飯とかにいれて、『銀さんっ…身体、暑いっ…』みたいな。そのまま布団に、みたいな。違法薬物とかの押収とかで持ってるっしょ。」
「えー。そこら辺のアダルトショップで買ってくだせぇよ。」
「いや、金ねーんだって。」
みたいなやりとりを甘味屋でしてたみたいな(適当)


まだ、キリリク終わってないのになに書いてるんだ自分(´д`汗


アンコジャム様ァっ(見てないと思うけど、)すみません!
ちゃんとキリリク作品も書いてるんで!(終わってないけど……)









花言葉瞑目
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