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密室事件?!




キ→キョン
●→古泉
会→会長
長→長門


キ「……閉じ込められたな」

●「そうですね」

キ「どうしようか」

●「この場合は無理矢理出るしか無いでしょう」

キ「いや、それはダメだ。セ○ムが来る!」

●「そんなすぐには来ませんって。ちょっとだけですし」

キ「あっーダメダメ!!来る!あれ本当すぐ来るから!」

●「大丈夫ですって」

キ「ダメったら、ダメだ!」

●「では他にどこか出られそうなところ探してきますね」


キ「……といったは良いが、朝まで古泉と二人?は、無理だし。かといってセ○ムは嫌だし……。
セ○ムと言えば微笑みの貴公子だろ?微笑みの貴公子が来ちゃうんだろ?!そんなの無理だっ!」

●「呼びました?微笑みの貴公子、いっちゃんですよ」

キ「呼んでねーし!つーかお前はマフラー巻いてない眼鏡掛けてない高校生でどこがヨ○様なんだ!」

●「(無視して)そうそう、今思い出したんですが会長に電話するのはどうでしょう?」

キ「勝手にすればいいじゃないか。俺会長の電話番号とか知らねぇし」

●「じゃあ、微笑みの貴公子一樹、いっきまーす!」

キ「(ああ、気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪いっ!)」

プルルルル、プルル…

会「こんな時間に何の用だ、バカ女の件なら明日……」

●「助けてください!」

会「……新手の俺俺詐欺かなにかか?くだらねぇ、切るぞ」

●「あ、ちょ……待って!」

ブチ、ツーツーツー……

●「切れました」

キ「切るだろいきなり助けてくださいなんて言われたら」

●「じゃあ貴方が電話してくださいよ!番号これですから」

ピー、ピー、ピー……

キ「充電、切れたな」

●「切れました……」

キ「どうするんだよ、会長の電話番号暗記してないのか理系特進クラスの優等生!」

●「貴方のならメールアドレスも電話番号も家の住所も誕生日も暗記してますが、会長のは覚えていませんね」

キ「キモイキモイキモイ、マジで気持ち悪い。ストーカーかお前はっ」

●「そんなことよりっ!どうします?このまま僕と一夜過ごしますか?」

キ「断固拒否を貫かせていただく。はぁ、どうすりゃ良いんだ」

♪〜

●「……?電話ですか?」

キ「長門からだな……、って長門?!」

長「貴方に危険が迫っている。そこからすぐに去るべき」

キ「それが学校に閉じ込められちまって、出られないんだが」

長「理解した。……任せて」

キ「解った、いつも悪いな」

長「いい、気にしないで」


●「……むぅ、長門さんと電話したとき凄く嬉しそうでしたね」

キ「そりゃ、助けてくれるんだから嬉しいさ」

●「僕が同じ行動しても喜ばないでしょう?」

キ「いや、その前に無理じゃ……」

●「貴方の為なら機関をも裏切れますから」

キ「全く嬉しくないっ。俺の為じゃなくて、SOS団の為に裏切るなら嬉しいが」

ガチャ、

長「……待たせた」

キ「長門!早かったな」

長「早く出て、長時間は無理だから」

キ「わかっ、」

●「ダメです!僕と一夜過ごすんですっ!」

キ「…………」

長「……」

キ「はぁー……、古泉。好きだぞ」

●「ホントですか?!って、あっ!」

キ「よし長門。閉めよう」

長「解った」

●「キョンくん!キョンくんっっ!」

ドンドンドンドンッ

キ「一人で反省しとけ。さて、帰るか長門」

長「……二兎を追うものは一兎をも得ず」

●「僕は一兎しか追ってません!それより出してくださいーっ!!あ、行かないでー!」


翌日早朝、通学してきた会長に閉じ込められた古泉は発見されたとかなんとか。


元ネタは友人の実話。






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