反省文(鉢久々) ※修学旅行から帰ってきたようです 「兵助…」 「…」 「静かな教室に二人きり…なんかこう…ムラムラしないか」 「黙れ」 「照れてんのか?可愛いなぁもう」 「黙れっつってんだろ歩く卑猥物」 「ちょ、やだ兵助ってばいつも俺のことそんな性的な目で見て…」 「…」 「シカトすんなよー」 「いいからお前も早く書け」 「何を?」 「反省文だろうが!!!修学旅行で行きも帰りも新幹線に乗り遅れたからせっかくの振り替え休日にわざわざ反省文書かされに登校してきてんじゃん。何で誰もいない学校にいるか分かってないの?バカなの?ねえバカなの?」 「なんだ…ついに世界に二人きりになったものだと…」 「真剣に残念がってんじゃねえよ」 「でもさせっかく教室に俺らしかいないんだし、今しか出来ないコトしない?」 「厭らしい言い方で迫ってくんな、退けよ暑苦しい」 「お、今日は強引プレイをご希望?」 「ふざっけんな!顔近ぇよ!しかもお前俺はまだ怒ってんだからな」 「え何が?」 「とぼけんな、無かった筈の跡が新幹線降りた時首に付いてたんだよ!お前俺が寝てる時付けたんだろ!」 「……ナンノコトカサッパリデス」 「うぜー…」 「わー怒んないでもう二度としないから!兵助の分の反省文も書くから許してぇぇぇぇ」 「…本当だな?(にっこり)」 「え、…(あ、その顔可愛い)」 「じゃあ宜しく。俺先に帰ってるから頼んだ」 「ちょ…はめられた…」 でも兵助くんは待っててくれてるんだよ。ラブラブだね。 戻る |