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罪に罰

※色々酷いんで注意














「(あの日の出来事が理解出来る程、大きくなったんだなぁ)」


久々に会った彼女の顔を見た時、そう思った














「クロツグ君、トキの事よろしくね」

「分かってるよ、アヤコさん」

「トキもクロツグ君の言う事をよく聞くのよ」

「はーい!いってらっしゃい、ママ!」


バタンと閉まったドア。私の親友の妻であるアヤコさんは、今日から3日間仕事で家を空ける事になった。当の親友といえば、家にはもう5年も帰っていない。…多分、今日も明日も明後日も帰っては来ないだろう。


「ママ…行っちゃった…」

「行っちゃったな」


堅固に閉まったドアを、私の隣で見詰めているのは、トキ。アヤコさんの子供。親友の子供。


「もう寂しくなったのか?」

「…うん」

「おいおい、それはちょっと早過ぎやしないか?」


未だにドアを見詰め続けるトキ。可哀相に、このドアは3日経たねば開かぬというのに。


「…よし!私がトキの好きなもの作ってやるから、元気出すんだ。…って言っても、私はカレーとかオムライスくらいしか作れないんだが……それで良いか?」

「うん!」


やっと見れた笑顔は、まだまだ作り笑いだと分かったが、幾分元気にはなったようだ。そうなってくれなくては、これから3日間トキを預かっていく自信が持てない。





夕飯を終え、風呂を終え、あとは寝るだけの状態になった。


「トキ、おやすみ」

「クロツグさんも、おやすみなさーい」


トトト…っと、軽快な足取りで2階の自室へ上がって行ったトキ。


「(…さて、私も寝るか)」


やる事も無く、いくら近所だからといってトキを家に一人置いて自宅に帰る訳にもいかず…。


「(寝室を使って良いと言われたが…何だかなー)」


親友夫婦の寝室を覗いてみると、綺麗にベットメイキングを施してあった。そこに腰掛けてみたが、どうにも寝る気になれなかった。


「(他人の夫婦のベットで寝るなんて…出来ないよなぁ…)」


純白のシーツ、そこに仲良く並ぶ二つの枕。


「(………此処で、)」


一瞬良からぬ事が脳裏に浮かんだ。体が一気に熱くなる。


「(いかん!…な、何を考えているんだ私は、)」


勢いよくベットから立ち上がったのと同時に、耳をつんざく程の大きな泣き声が飛び込んで来た。





「トキっ!どうした?!」

「うわぁーん!」

「トキ、トキ!」

「ママー!う、ひっく」


慌てて2階に上がり、トキの部屋に入ってみると、ベットの中で激しく泣きじゃくるトキが居た。


「ママ!…ママーぁ!ぅう〜!」

「トキ…ほら、私が居るだろう?」

「やだぁ!ママじゃなきゃ嫌ァ!」

「トキ、」

「…ぅ、ひっく、ママ…………パパぁ…」

「………」


いきなり親が恋しくなったという訳か。困った。もう12時を過ぎてるし、私の家族もアヤコさんも寝ている時間だ。アヤコさんに電話して、トキを落ち着かせる事も出来ない。


「トキ…私が寝るまで側に居るから、ね?」

「やだやだやだ!………ク、クロツグさんはトキのパパじゃないもん!」


ズキリ、と心が痛んだ。それは事実で、何も私が傷付く事でも何でもないのに…。そして心が痛んだのと同時に、苛立ちも生まれた。


「…トキ、」

「ひ、っく、ぅう、パ、パ…」

「静かにしなさい!!!」

「!」


急に荒くなった私の声に、ピタリと泣き止むトキ。ビー玉みたいなクリクリした瞳から、音も無く涙だけが流れ落ちた。流れ落ちた涙は頬を伝い、トキの唇を濡らす。


「…ひ、っクロツグさ……ぁ、あの、あの…」


涙で濡れたトキの唇は、赤く熟れた木苺のようだった。…まさに禁断の果実のような、甘美な雰囲気を醸し出していた。途端にトキから目が逸らせなくなる。先程寝室で熱くなった体に、再び熱が宿り始めた。


「クロツグさん…ご、ご、」

「トキ」

「ぅ…ごめんなさ、ンぅ!」


気付いたら、トキにキスをしていた。反射的に歯列を割って舌を侵入させれば、幼いトキでも流石に嫌悪感を覚えて、体全体で抵抗し始めた。だけど、大の大人の私に、私の背丈の半分にも満たない体のトキが抵抗出来る筈もなかった。



そのまま力付くでトキをベットに押し倒す。尋常じゃない私の様子に、まるで殺される勢いで泣き叫ぶトキ。


「トキ、黙りなさい」

「や、やァ!クロツグさん嫌!」

「………ママに怒られるぞ?」

「え、」


ママ、という単語に、驚く程反応を見せる。


「…ママが言ってただろう?私の言う事をよく聞くようにって」

「で、でも」

「…そうか、ママの言い付けを破るんだね?」

「……ぅ……ううん」

「そう…良い子だ」


子供とは実に単純な生き物である。…子供にとって、親は神と同等の存在。大人になれば、親の言い付けだからと構っていられない状況であっても、子供のうちは素直に従ってしまう。















トキのパジャマに手をかける。ボタンを全て外し終えると、透き通る程白い肌が姿を現した。思わず息を飲む。無いにも等しいトキの胸に手を寄せると、吸い付くような肌触りに、未だかつて無い興奮を覚えた。


「ひゃ、くすぐったい」

「そうか?」


舌を首筋に這わせてみると、これまたトキの口から笑い声が漏れた。素直に可愛いと思う反面、何時までそう笑ってられるのかと、加虐心が煽られた。


「う、」


内太腿に舌を這わせ始めた頃から、トキの口から笑い声とは違う声が漏れ出した。これを嬌声と言うのかもしれない。しかし、幼いトキには、この感覚がどういうものなのか理解出来ていないらしい。


「クロツグさん」

「ん?」

「そこ、汚いよ」


トキの秘部に顔を近付けると、トキが私の動きを止めた。…性に関する知識が無いのだから仕方ない。トキにとってこの部所は、排泄器官と同じものだと思っているらしい。


「汚くないよ」

「…でも、」

「大丈夫だから」


トキの秘部に舌を這わせる。まるでミルクを舐める猫のように。水音は次第に大きくなり、その音に呼応するようにトキの体も揺れ始めた。


「(…ほう。こんなに幼い子でも、腰が動くのか)」




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あきゅろす。
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