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虹蛇
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「さあ、これをお舐めなさい」
「いやだよ、母さん、僕、これ、舐めたくない、だってこれ、毒なんでしょう?」

 薄暗い台所で、いたずらをした子供を母親が叱っている。

 子供は罰を与えられていた。
 それは毒という罰だった。
 なにか叱られる事があるたびに、子供は毒を舐めるように母親から命令されていた。

 透明なガラス瓶に入った琥珀色の毒。

 子供は泣いて許しを請い、毒を嫌がったが、母親は許さない。

 いたずらをしたら毒を与えられる。

 毒という罰を与えられた子供はどうなったのか?





















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あきゅろす。
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