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虹蛇
1p
「さあ、これをお舐めなさい」
「いやだよ、母さん、僕、これ、舐めたくない、だってこれ、毒なんでしょう?」
薄暗い台所で、いたずらをした子供を母親が叱っている。
子供は罰を与えられていた。
それは毒という罰だった。
なにか叱られる事があるたびに、子供は毒を舐めるように母親から命令されていた。
透明なガラス瓶に入った琥珀色の毒。
子供は泣いて許しを請い、毒を嫌がったが、母親は許さない。
いたずらをしたら毒を与えられる。
毒という罰を与えられた子供はどうなったのか?
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