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明日はどこから
3



…何を言ってんだ、俺は。

ていうかキャラ違うじゃん!
俺もっと頭すっからかんじゃん!!
なんだよもう!
俺はただの高卒アホ野郎なんだ!





ぜえぜえと荒い息を抑えて、再びパソコンの画面と向かいあう。


ふう。

危ない危ない。
俺はただの自虐系ラノベ主人公的ポジションでありたい。
ニート寸前だけども。








そう心の中で再確認して、キーボードに指を滑らせようとしたとき、ふと思い出す。





あ、そうだ。
作業工程の段階終えたから近見さんに連絡入れなきゃいけないんだ。




いそいそと布団の脇に充電したまま置いていた携帯に手を伸ばし、ピッピッと電話帳を開いて、近見さんの電話番号を押す。







そして発信しようとした、その瞬間。
























「動くな」
























突然後ろから口を塞がれる。













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