だって気になる
えーお久しぶりです八月一日那智です。あ、名字読めませんか?ホ・ズ・ミですから決して日付で読まないようお願いします。ったく面倒な名前つけやがって管理人が。……うわ、お見苦しいところを、なんていってる場合じゃねぇええ!!
ありえない!何がありえないって全てがありえない!僕の耳が腐ったんじゃないかってくらいありえない…っ!僕の可愛い朝佳があのバカ心とデ、デートに行くだなんてぇええ!!
『……あ、なっちゃん、あのね…』
『ん?どうした朝佳』
『明日ね、心ちゃんとデ、デートに行くことになったんだっ。えへへ、服とか選ぶの手伝ってもらってもいーい?』
『へ、へー…うん…』
『それじゃおやすみっ///』
あのときの顔赤くして照れた朝佳は可愛かったなー…ってそうじゃねぇええ!!ちょ、聞いた!?心とデートって何だよなんで朝佳は嬉しそうなんだ…ってか僕が服選ぶの手伝うのかよっ!す全てがありえない…あの朝佳が…まさか本気だったなんて。
……いや、うん、いいんだけどね。こう…止めたくなるというか、相手を考えろといいたくなるというか。ま、心も悪い奴じゃないんだけど。
「はぁ…で、結局これ。…僕何してんだろ」
可愛い朝佳の頼みは断れず、今日の朝は服選びに付き合ってあげた。楽しそうな顔見て何もいわなかった僕、とっても頑張りました。でも…あーそこの君、勘違いだけはしないでくれ。ただ心配だっただけなんだ!
……え、何がって?…2人のデートを隠れて尾行してます。
「あ、あーちゃん手ぇ繋いでいいっ?」
「う、うん。あの、この服なら多分大丈夫っ」
「あーちゃん今日メチャ可愛いもんな!」
「あ、ありがとっ」
ぐぁああ甘ーいっ!それに可愛くなるようにぼ・く・が!選んだんだっつーの。いくら学園では普通でも、一歩外に出れば同性愛は否定される。だからせめて朝佳が女の子寄りに見えるように…ってこれじゃまるで応援してるみたいじゃんかぁあ!違うっ、朝佳が非難されるのが嫌だっただけだ!
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