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「それじゃあ僕も、いただきます」


「あ、どーぞっ」



ドキドキ、ワクワクッ。……はっ、オレも食べよーっと。


──パリッ


モグ…モグ、ん?

モグモグムシャ……んん?



「へぇ、美味しいね、これ」


「そーですかぁ?なんか…甘くなーいっ!」



マズくもないけど、オレ的にはこれはないね。ちぇ、ハズレだったなー…って思ってお茶飲んで、ほぁー幸せぇ。


このおせんべいは鳳珠たちにあげよっと。あ、でも紀和先輩も美味しいっていったからちょっとあげ………うわ、天使さんが緑のおせんべい食べてるー!

なんか似合わないっ。



「次はもっと美味しーの持ってきますね」


「ありがとう。でも大丈夫だよ?いつ来るかいってくれれば、僕が用意するし…」


「いえいえそんな、先輩にばっか悪いです!」


「ふふ、いい子だねミア君は」


「っ…へへ、いい人ですね、紀和先輩もっ」



頭ナデナデしてくれたから、オレも手を伸ばして撫でてみた。
のほほーんとしたこの時間、好きですなぁ。

えへへ、次はみんなでお茶会とか出来たらいーな。



END!

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