[通常モード] [URL送信]




「ホント?ふぇぇ、何も、ない?」


「そーいうお前こそどうなんだ。店ん中にもいなくてどんだけ…っ、」


「鳳珠、鳳珠ーっ!」



うぅーもう離さないんだからっ。もっとギュッて抱きついて、鳳珠を見上げてありがとうとごめんねっていった。

周りからパチパチ聞こえるけど……わ、見られてる!
お恥ずかしっ!



(つかっ…涙目上目遣いって…さ、誘われて…っ!?)



「うー…オレ、鳳珠がいてくれるなら…もっ、何もいらない!」


「は、……はぁっ!?///」


「よか、たよぉ…ほんと、良かった…ゔーもー離れないんだからっ」


「………美麻…」



えいっ、鼻水つけちゃるっ!












…………あれ?
いつもなら怒るのに…今日は頭撫でてくれて優しいぞ?

へへ、鳳珠もスッゴく心配してくれたんかな。なんか散々だったけど、オレもういいや。


鳳珠がいてくれるだけで十分っ!



(っ…かか、可愛いとか思ってねぇよ…!)



帰りのバスは、早起きのせいで寝ちゃったんだけど、横にいた鳳珠も寝てたみたいでちょっと意外でした。



おわり!

[*前へ]
[戻る]


あきゅろす。
無料HPエムペ!