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あ、隼人さんだけは普通に勘違いしてるっぽいけど。どこまで勘違いキングなんですかあなたは。と、とにかく!
「…だ、だずげ…」
「声酷いじゃないですか…!風邪引いて無抵抗な那智君になんてこと…っ、早く保健室へ連れて行きなさい!」
「…チッ、めんどくせぇ。デキねぇなら知らねぇ。サボる」
「ワイも屋上いこー。なっちゃんでヌけるわ、今やったら」
「保健室か…なかなかマニアックなとこを選ぶな、那智」
うぉいこの人まだ勘違いしてるよバカだよこの人!そして他の2人は諦め早いなっ!
いやいいんだけどさ…とりあえず神さんも付き添ってくれて保健室まで。そのあとは隼人さんを強制的に帰してくれて、ようやく落ち着けた。神さん…ほんとにあなたはカミサマです。
「大丈夫ですか…?少し休んだら寮に帰った方がいいでしょうね。あの子たちには私から連絡しておきましょう」
「は…ぁ、りが…」
「っ…!/// そそそ、それではお大事にっ!」
(なんて顔をするんでしょうか…!)
あれ、いっちゃった。最後顔赤かったけど…まさか移った!?大丈夫かな、あー治ったらちゃんとお礼しよう、うん。心と他のやつらにも "お礼参り" しとこう今から楽しみだなーあははは。とりあえずは…寝る。もう限界です。
…その後、無事風邪も治ってお礼参りも済ませた僕に、心はいつもの倍、口で攻撃していたとげっそりしながらいってきた。口が聞けなくなったからって好き勝手する方が悪いからね。あーでもやっぱその時その時に言い返す方が心もスッキリするってもんだよね!
風邪は引いても二度と喉はやられないようにしとこう、うん。
終わり
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