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「見て見てっ、小さいころの写真出てきたんだ!」


「ほっほぅ、みゃーちゃんちっさ!」


「えーアメ兄だって小さいじゃん!へへ、懐かしいなー」



いつからか呼び名はアメ兄と省略され、直されることはなくこの年まで育ってきた。

だが変わらない2人の絆。
雨音は昔の写真を見つめたあと、美麻の頭に手を置いた。



「……?」


「僕は美麻といとこで嬉しいのだよ。美麻、ありがとう」


「うぇ…もー恥ずかしいじゃんアメ兄!オレもアメ兄といとこで嬉しーよっ」


「…ふは、ふははっ」


「えへへへっ」



1人は無表情で頭をグシャグシャになるまで撫でているけど。
それはそれは、とても微笑ましく見えたそうだ…。




「ところで、アメ兄の名前ってほんとはアメオトって読むんでしょっ!?」


「みゃーちゃん…バカだとは思っていたけど、どこまでおバカさんなんだい?」


「え゙っ、違うの!?」




END!

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