2 え…なに、焼き芋を僕にどうしろと?やれってか?読書じゃツマラナいから焼き芋やろうってか?ふざけんなぁあ!そんっなめんどくさいこと出来るかっ。 「いーねー焼き芋。たまに食いたくなるよなー」 「あーはは。なに、そんなにやりたいんだ心君は。いいよ、やっていいよ、僕はここで見ててあげるから早く枯れ葉集めればいいじゃん。……で、芋はどうするつもりだろうね。ね、探?」 「ひぃっ…那智黒!」 「と、とってき…………ます」 行け、そして僕のために作るがいい。だってこんなことさせる2人が悪いでしょ?僕悪くないよね?じゃあ出来上がるのを本でも読んで待ってよっかな。僕も焼き芋嫌いじゃないしね。 「まだ出来ないわけ?結構たったよね。……っていうか、え、2人とも何してんの。ちょ、やめ、止めろっていってんだろうがぁああ!!」 「ギャー那智キレたーっ」 キレたじゃないし枯れ葉2人にかけられればキレるに決まってるだろぉおがぁあ!うわっ、背中にも入った…っ、しかも土まで一緒にかかってる。 [*前へ][次へ#] [戻る] |