再・平凡ブラザーズ
「…………ということでなぜかよく分からない厄介事に巻き込まれた八月一日那智です。てゆーかもう帰りたい。え、帰っていい?じゃー遠慮なく帰ろうかな。てゆうか帰してくれぇええ!!」
「ちょ、那智落ち着けって!まだ始まったばかりじゃんっ」
「始まったって何が?え、何が始まったっていうんだよ。第一ネーミングセンスないって何回いえばわかんだよ。おかしーだろ『再』って、なんだ再って。…つか探寝てんじゃねぇええ!!」
「…………………………ん?……………ぐー」
くっ、このマイペース野郎がっ!つかほんと何で呼び出されたんだよ。心も分からないって顔してるし…探寝てばっかだし。これ集まった意味ある?…僕がいる意味、ある?ないよね?うん、じゃあ解散しよう。
「あ、ちょっ、待てって那智。今指示きたから!」
「………は?指示?なんの…」
「えーっと…『秋といえば!なことをして下さい』…だって」
「あーなるほどね、秋といえばやっぱ読書の秋だよね。じゃあ部屋に戻って本読もう。じゃあバイバイ……って探、僕の服掴んでるから!しかも毎回僕たちの扱い適当すぎるからぁああ!!」
「…………焼き、芋……」
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