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深空が好きだ、そう気付い日の放課後から俺は深空と一緒に帰る事にした。

深空もバレー部に入っていて帰りが遅かったから。


でも幸村がこの頃からシスコンで苦労した。

「お昼も一緒なのに帰りまで一緒なんて、何を企んでいるんだ」とか言われた。
「微笑ましい兄弟をずっと見ていたいんじゃよ」と言ったら、なんだと言ってニコニコしながら了承してくれた。


幸村でも妹絡みだと馬鹿じゃな……


幸村を手懐ければ(?)あとは深空に意識させるようなことを言い続けるだけ。
たまにスキンシップなんかも入れてみたり。

“可愛い”とか冗談っぽく“好き”と言ったり頭撫でたり、抱き付いたり。他にも色々やった。俺が顔を赤くしてみたりもした。

抱き付くのは幸村が怒ってきたが気にしない。


深空が顔を赤くしながら怒ってきたり、困った顔するのが可愛くて仕方なかった。
それと同時に手応えがあり、もうそろそれだな…という確信があった。



だが俺は気付くべきだった。あの鋭い視線を……



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あきゅろす。
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