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落ちる星(夢主+リボーン)日記ログ





「生き物は親を選べないけれど、『最悪な親』のもとに産まれた子どもは不幸なのかしら」


 彼女はたまに、好奇心旺盛な少女のように、答えにくい問いかけをする。


「私はそうは思わない」


 力強く言った。それはきっと、彼女自身へ向けての言葉なのだ。


「私はあの二人から生まれなければきっとこんなに家族を大切に思うことなんてなかった」


 こんなにも。


「あの子を愛さなかった」


 それは何よりの『幸運』だった。











落ちる
(産まれながら不幸な子供などいない)



















掲載日(14/03/23)








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