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「お、ほら、点いたから。な、涼っ」

『いやっ、いやぁ…出して!こわ、ゃ…やぁぁっ!!』

「っ…大丈夫だから!!俺がいるだろ!?」


暴れる涼を強く抱きしめ、腕の中に閉じ込める。その温もりに涼が少しずつ落ち着いていった。


「大丈夫…俺はここにいるから。大丈夫…」

『……り、く…ちん?』

「ん?」

『ふぇっ…怖かった、よぉ…っ!!』

「うん、もう大丈夫。すぐに戻るからなー」


ポンポンと背中を撫でてやり、陸はひたすら大丈夫と声をかけた。徐々に寄りかかっている涼の体重が重くなっていき、寝てしまったことが分かる。


「まじで……大丈夫だかんな」


真っ赤な目にチュッとキスを落として、ようやく動き出したエレベーターで涼の部屋へと帰るのであった…。



B、end

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あきゅろす。
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