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久は言わなければよかったと後悔をしてるが、話はどんどん進んでいく。

「お姫様は?」

「英士が似合うと思うよ」

「それなら大地の方が可愛いんじゃない?」

「え、いやっ…僕は…」

英士と大地、どちらがお姫様をやるかなかなか決まらない。その間に香と久の役は決まり、元太とセリフ覚えに入ってしまっている。

「たまにはいいじゃん」

「でも女装でしょ…?」

「うん。大地の女装みてみたいな」

「嫌だよ」


「ほぉ…大地の女装か。面白そうだ」

「か、香先輩!?」

話に入ってきた香。どうやら大地の女装に興味が惹かれたようだ。昨年英士の女装をみているため、今年は大地の番だと言い始めた。

会長の願いとあっては断るわけにはいかない。…こうして大地がお姫様役をやることになり、2日間という短い時間で練習を終えたのだ。


結果は…本編を読んでいただきましょう。









end

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