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「ほな、これからいーっぱい楽しいことあるで。俺この学園、退屈せぇへんもんな!」
「っ、(うんっ!)」
「っだーかわええ!…ちょーっとだけ、エエよな…?」
「……?…っ、ふ──っ!///」
チュッ、と触れるだけのキス。だが紅葉は耳まで真っ赤に染め、恥ずかしそうに椿の胸へ額を押し付けた。…そんな行動がまた男心をくすぐるとは知らず…。
(あーアカン、最近かわええ子チャンと遊んでへんかったしなぁ…)
──サワサワ…
「っ!?っ…ぁ、っ…はっ…///」
「んー…エエ触りごこ「ちょ…っ、何してるんですか椿先輩!」…あ、菖蒲チャンやん」
「も、紅葉から離れて下さいっ、この変態魔神がっ」
「……え、ちょ、ヒドない、それ…」
(うぅー…お、お尻変…)
無意識のうちに椿の手は紅葉のお尻へと伸びていたらしい。ナイスタイミングでやってきた菖蒲に、紅葉は走ってすがりつき、真っ赤な顔で自分のお尻を両手で隠した。
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