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「今日から着けるねっ!ホンマにおおきに」
自分に当ててみながらクルクル回る蓮。探はそれをみて買ってよかったと思った。可愛らしい蓮にピッタシ合っているし、あんなに喜んでもらえるとは思ってもみなかったのだ。
その夜、蓮はちゃんとそのエプロンをつけて料理していた。いつもは寝て待ったりするのだが、今日だけはキッチンに立っている蓮をじっと見ていた。蓮はその視線が気になるようでチラチラ探の方を見ている。
「あの…どうしたん?」
「……何でもない」
「そ、そっか……」
そう言っても視線は途切れることなく注がれた。この前心に言われたことが頭をよぎったのだ。もし、あの服を着ずに料理していたら。それで見えるんじゃないかと足をもじもじさせて…。
(……何、考えてるんだろ…)
はっと我に帰り、用意されていたご飯を食べ始めた。だけど一度考えてしまったことはそう簡単に消えるはずもなく、探は皿洗いを手伝うといって蓮と一緒にキッチンに立っていた。
「ホンマに…今日はどうしたん?」
「ぁ…………お礼、が…」
「お礼?」
「そう。欲しい」
「エプロンのお礼?ええでっ、何が欲しい?」
にっこりと笑って探の言葉を待つ蓮。そんな蓮に探は……こういった。
「は……裸、エプロン」
「……………………え?」
「服脱いで…着けて欲しい」
「え…えぇっ!?裸でっ!?え、あの……っほんで、お礼になる…?」
「うん」
「わ、かった…」
探のお願いを断るはずがない。それも計算された上でのお願いだった。れは探に後ろを向いているようにいい、その場で脱ぐ。
産まれたままの姿になり、その上にエプロンを着けてみるが、丈が少し短くて見えてしまいそうになる。蓮は裾を出来るだけ引っ張って探を呼んだ。
「あの、えっと……///」
「っ………可愛い」
「ぅぁっ、あ…おおき、に…///」
恥ずかしそうに隠す姿が余計に探を煽り、胸のハートの横から見えそうで見えない突起が堪らない。手を退かしてといえば恐る恐る退かし、体は恥ずかしさで震えていた。
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