2 「ぁ、う、止まんな、…はぅっ」 「っ…」 (普通にシコるよりエロいっしょこれ…) ズボンを履いたまま拙い動きで擦り付けては、体を震わせている。もしかしたらほぼ初めてに近いオナニーなのかもしれない。どうしていいか分からず熱を持て余し、ああして擦りつけているのかも。とはいえ、イヤイヤと首を振りながらも腰を動かし、いい声を出す全は本当に可愛くて、とてもエロくて。 望のモノも、あっという間に硬さを増した。 「ん、ふぇ、望…あっ、ひ、のぞ、むっ」 「…っ、は」 (あああもうオレが無理だ…!) ずっと見ていたかった、けど、恋人のあんな痴態を見せつけられてガマン出来るわけがない。望はドアを開け、全のそばへ寄った。だが快感を得るのに必死な全はそれに気づいておらず。 プリッとした可愛らしいお尻をフリフリさせたままだ。望は、そのお尻を大きく撫で回した。 「ひゃあう!?…あ、うっ、望…!///」 「なぁにやってんだよー全。んー?」 「あ、ぅ、違うの。ふぇぇ、映画見てたら、おちんち、熱くなってきちゃって…っ」 「…それで、擦りつけてたのか?」 「うぇ、枕ギューッてしたら、おちんち、当たって止まんなくなったんらも」 ぶわぁっと顔を真っ赤にし、目に涙を溜めて恥ずかしがる全に望も目元を赤くした。ちゅっ、ちゅと全にキスを送りつつ、まだ枕を挟んでいる足の間に手を這わし、少しずつ付け根まで近づけていく。 ピク、ピクッと反応してくれる全が本当に可愛らしい。 「今度からここ熱くなったらオレにいえよ?気持ちよくして、治してやっからさ」 「んっ!…や、やぁっ、変なるのっ、は、恥ずかしいの、やぁんっ」 「はは、かんわいーなーもう。オレ以外にそういうとこ見せたらダメだからなっ」 「望、…はぁ、望ぅ…っ」 「最っ高に気持ちよくしてやるよ、全」 ――ぐ、ぱちゅん 「あっ、…あっ!奥、くぅの…っ、は、んんっ!」 「は…っ、キッツ、すげ、いいっ」 「うー、ぁ、あっ、のぞ、むっ」 望の首に腕を回し、ギューッと距離がなくなるほど密着し抱き締める全。体が離れていると不安になるらしく、挿入したあとはいつもこう。乳首が舐められないのが少し残念だが、いつもよりも艶やかな全の声が直接耳に入ってくるのも、こうして求められていることもたまらなくイイ。 [*前へ][次へ#] [戻る] |