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「ぁ、う、止まんな、…はぅっ」

「っ…」

(普通にシコるよりエロいっしょこれ…)



 ズボンを履いたまま拙い動きで擦り付けては、体を震わせている。もしかしたらほぼ初めてに近いオナニーなのかもしれない。どうしていいか分からず熱を持て余し、ああして擦りつけているのかも。とはいえ、イヤイヤと首を振りながらも腰を動かし、いい声を出す全は本当に可愛くて、とてもエロくて。

 望のモノも、あっという間に硬さを増した。



「ん、ふぇ、望…あっ、ひ、のぞ、むっ」

「…っ、は」

(あああもうオレが無理だ…!)



 ずっと見ていたかった、けど、恋人のあんな痴態を見せつけられてガマン出来るわけがない。望はドアを開け、全のそばへ寄った。だが快感を得るのに必死な全はそれに気づいておらず。

 プリッとした可愛らしいお尻をフリフリさせたままだ。望は、そのお尻を大きく撫で回した。



「ひゃあう!?…あ、うっ、望…!///」

「なぁにやってんだよー全。んー?」

「あ、ぅ、違うの。ふぇぇ、映画見てたら、おちんち、熱くなってきちゃって…っ」

「…それで、擦りつけてたのか?」

「うぇ、枕ギューッてしたら、おちんち、当たって止まんなくなったんらも」



 ぶわぁっと顔を真っ赤にし、目に涙を溜めて恥ずかしがる全に望も目元を赤くした。ちゅっ、ちゅと全にキスを送りつつ、まだ枕を挟んでいる足の間に手を這わし、少しずつ付け根まで近づけていく。

 ピク、ピクッと反応してくれる全が本当に可愛らしい。



「今度からここ熱くなったらオレにいえよ?気持ちよくして、治してやっからさ」

「んっ!…や、やぁっ、変なるのっ、は、恥ずかしいの、やぁんっ」

「はは、かんわいーなーもう。オレ以外にそういうとこ見せたらダメだからなっ」

「望、…はぁ、望ぅ…っ」

「最っ高に気持ちよくしてやるよ、全」







――ぐ、ぱちゅん

「あっ、…あっ!奥、くぅの…っ、は、んんっ!」

「は…っ、キッツ、すげ、いいっ」

「うー、ぁ、あっ、のぞ、むっ」



 望の首に腕を回し、ギューッと距離がなくなるほど密着し抱き締める全。体が離れていると不安になるらしく、挿入したあとはいつもこう。乳首が舐められないのが少し残念だが、いつもよりも艶やかな全の声が直接耳に入ってくるのも、こうして求められていることもたまらなくイイ。


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