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「…ねぇ、鳳珠が鼻血出したまま固まっちゃって動かないんだけど大丈夫かな?はっ、もしかして望みがなくてショック受けてる!?」
「いえ、あれは相当な被害妄想をしているとこでしょう。それよりミアの願望は?」
「オレ?もちろん抹茶っちゃに囲まれて一生過ごすことだよっ!」
「ミャアらしくてぇ、なんかほっとするねぇ」
「ラブ!抹茶!」
「どの抹茶…一番好き…?」
「よくぞ聞いてくれました!ついにオレのオンリー1を話すときがきたようだね…!」
「オンリー1?ナンバー1じゃなくてぇ?」
「そーともいう!ジャジャジャジャジャジャーン!オレが一番好きな抹茶はっ、ハロゲンダッツの抹茶アイスでしたー!」
「ああ、あの…」
「スッゴい美味しいんだよ!でもちょっとお高めでさぁ、はぁぁぁ、誰かオレに買ってくれないかなー…」
「チラチラ見てんじゃねぇよっ!」
「いたっ!もー復活したと思ったら殴るなんてヒドい!」
「ヒドいですね」
「…ひど」
「ひっどぉい。ミャアかっわいそぉう」
「…っ、う、うっせぇな買えばいいんだろ買えば!おらいくぞ美麻っ、もーさっさと終わらせろ!」
「ほんとにー!?じゃあね、じゃあねっ、あとレディゴーデンの抹茶の大きいやつと、クッキーとアメと、それからそれから…っ」
「よかったですねミア。たくさん買ってもらえるようで」
「うん!」
「1つじゃねぇのかよ!…っくそ、覚えてろよテメェら…」
「まーまぁ、ミャアの笑顔ー独り占め出来るわけだしぃ?」
「……、チッ」
「早く買いにいきたーい!ってことでこれで終わりです!楽しかったからまたやろーねっ」
「ええ」
その後、スーパーへ移動した鳳珠と美麻。抹茶味のものをたくさん買ってもらって、とってもご機嫌な美麻は終始キラキラえくぼが素敵な笑顔を浮かべていたそうな。
鳳珠、鼻血凄かったみたいだよ。
終わり!
リクエストありがとうございました。
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