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「…でも、ない…」



今年の誕生日…おでは1人でランデブー…。

……ん?
ランデブーってどういう意味だ?もっ、分かんない!いいんだ今日はもー寝るもんねっ。



………ぐすん。




「あーっ!もぉやぁっと見つけたぁ」


「ぅ…リュー、ちゃ?」


「ってまた泣いてるしぃ。どぉしたのー?」


「おで、オレ、うぇぇっ、抹茶ケー、キ、なく…て、1人、ヤで、ランデブー!」


「…うんー、とりあえずぅおいでぇ?」



うう、どこいくんだろ…はっ、も、もしかして抹茶ケーキが!?おっと涎がパート2!

もしかしてオレが昼間誕生日っていったから用意してくれたのかも!
えへへーそうだといいなぁ。




……わ、分かってるやい!
都合よすぎだって…でも、抹茶ケーキィイイ!



「ここぉ」


「……ん?ここ鳳珠の部屋だよ?バカだなーリューちゃんの部屋はオレの隣じゃんかっ」


「分かってるしぃ、ミャアにバカにされるとかぁ、ちょいイラつくぅ」


「ご、ごめん?」


「意味分かってないっしょぉ」



ぎゃ、バレた!
だってずーっと部屋使ってたのに間違えるなんて、よっぽどのおバカさんでしょ?

オレがそれいっちゃダメなのかな?


ま、それよりも!
リューちゃんに入ってっていわれてドアオーペン!

ん?……んんっ?
な、なんかいい匂いが…これはまさかっ!



「抹茶ケ、」

――パァンッ


「誕生日、おめでと「ギャアアアア敵襲てきしゅー!!」…」


「ふふふ伏せっ、いやっ、隊長退避ですっ」


「落ち着け!」


――ペシッ



いたっ、もー何するんだよ、撃たれちゃうじゃんか…って、あれ。このヒラヒラは…クラッカーだ!

なぁんだ、クラッカーの音だったのかー。



「…あれ、ホースの部屋にみんないる。なんでっ!?」


「鳳珠だっつってんだろ!」


「……パーティー」


「パーチー?」


「前々から計画してたんです、サプライズパーティーを。なのにミアが昼間誕生日のことを言い出すもんですから…」



そ、そうだったのかー!!
なのにオレッ、1人で舞い上がって落ち込んで泣いて…恥ずかしっ!

ほんとスゴいんだよ!
飾り付け…はないけど、美味しそうな食べ物がいっぱいで、抹茶ケーキもあるーっ!



「抹茶っちゃ!」


「ミャアの好みぃ、ハッキリしてるしねぇ」


「っ…うわーんみんな大好きだー!」


「ふふ、知ってますよ」


「え、エスパ!?」


「バカか」


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