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涙とか、自分の精液でグチャグチャになった伊織が笑う。それだけでイキそうになったなんて、絶対伊織にはいえない。キスをしながら後ろにあてがい、少しずつ、少しずつ腰を進めていく。ヤバい、気持ちよすぎて一気に入れそうになる。
「うぁ、あ…っ、は、苦しっ」
「ん、ごめん…1回抜く?」
「っ…だいじょ、律せんぱ、こそ…苦し、くせに…っああッ!?」
「…人のこと気遣う余裕、あるのかな伊織には」
「うぁああ、だめ、一緒にしちゃ、ぁ、あーっ、り、つ、律ぅっ」
っ、だから煽るなってば…!ペニスを扱きながらナカに入れていく。凄いウネウネしてて、一気にもっていかれそう。でもここでイくのはね…我慢して、腰進めて、それでようやく…入った。
「はっ、…伊織、入ったよ」
「ひぅ、…ぅ、ほん、とですか…?ん、…あ、ほんとだ…硬、い」
「っ、伊織っ!」
「へ?…っあああ今のはほんと無意識といいますか!こういうのは可愛い子ちゃんがいってなんぼですよねいやもうすいませ、んぁああ!!」
――ズチュン!
「っ、は、BLは忘れてっていった、でしょっ。…も、伊織はおバカさんなんですから」
クスクス笑って我慢の効かなくなった腰を振る。あ、あ、あっと可愛い声で喘ぐ伊織がもっと可愛くて、どんどん好きになる。絡みついて離してくれないのはナカだけじゃなく、俺の心も。
伊織が綺麗だといってくれる、でも今はうざったい髪をかきあげてしっかり伊織の腰を掴み、欲望のままに打ちつけた。
「あ、あぁ、あっ、せんぱ、律、律せんぱ!」
「は、伊織…っ、伊織っ」
「激し、ま、壊れちゃ、りつ、律!あぁあっ、奥らめぇっ」
「ご、め、止まんない…愛してるよ伊織、ナカ、出していいっ?」
「あ、も、らして、律のみるく伊織のナカいっぱ、らして、ぇ、あぁん!」
「っ、…くっ」
――びゅるるるっ
なん、なんだよもう…っ、みるくとか、伊織の変態。思わずイっちゃったじゃんか。BL好きな伊織の賜物なのか、元々淫乱なのか。どっちにしろ…俺たち体の相性もよさそうだね。今のはハジメテだったからがっついちゃったけど、次はじーっくり攻めさせてもらおうかな。
「は…伊織、ねぇ伊織」
「あ、あぅ…?」
「このまま朝までセックスしたら、俺たちの赤ちゃん、出来るかな?」
「っ、な、な…っ!?/// ひ、あああっ!」
「愛してるよ、伊織っ」
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