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って、僕が誇らしげにしててもしょうがないんだろうけどさ。やっぱ友人として自慢したくなるくらい保はいい人なんだよ。ぜひそんな保に見合う彼氏を作ってあげたいくらい!純情ちびっこ受け?健気受け?いや、んーでもテツさん攻めもすてがたい!

とか考えてたら、隣でドデカいため息が。へ、と思って保を見たら、苦笑を浮かべつつ僕の頭を撫でてきた。なんぞこれ。



「ありがとな伊織、そういってくれて嬉しい。伊織も俺にとっては最高の…友人、だ。伊織がいてくれたら、当分は伊織がいう彼氏とか俺はいらないな」

「っ…そそそ、それじゃもったいないじゃん!」

「そうか?」

「そうだよ!…でも、ま、保の本当のかっこよさは僕だけが知ってればいっか。なーんて…え?」

「伊織…それ、ほんとに無自覚なのか…?///」

「え、え、保!?どうした保、保ー!?」



保が倒れたぁああ!救急車!いや、テツさん!ハァハァ弱ってるとこ一気に攻めちゃうんですね分かりますとっても大好物ですオイシイです!って、ほんとどうしたんだろ…無自覚とか、誰のこといってんだか。


(笑顔可愛すぎだし誉めすぎだって…伊織の鈍感)


よく、分かんないけど。しばらくして復活した保は、何もなかったかのようにお茶を飲み始めた。まぁその姿が様になること。もちろん写真撮りましたが何か?



――…ガチャ

「……あ゙?」

「あ…わ、ワンコ!保たもつっ、ワンコが帰ってきたいけ襲っちゃえー!」

「はぁ…だから、俺をそういうことに巻き込まないでくれって」

「ハァハァ、今おっぱじめれば覗き放題!」

「聞いてくれー伊織ー」



END!
リクエストありがとうございました。

きっと、保にとって伊織は色んな意味で特別。出会ったころは友人→段々好きになる→中3から高1前半までは結構マジだった?→でも伊織に全くその気がないことに気づき、諦めて親友ポジに。

保の淡い恋心。
伊織にとって保は一生ものの親友。


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