[携帯モード] [URL送信]

「桐、桐…っ、ぎゅーてして」

「あ?…んなことしたらココ、舐めてやれねぇだろうが」

「っや!ぅ…ジンジンするから、ええの…」

「俺はしてぇんだよ」


 ペロッ、と下唇を舐めてギラギラした目で紅葉を見下ろす桐。そんなイヤらしい姿に、紅葉はポシュッと顔から湯気を噴き出した。だが桐からしてみれば、そんな紅葉の方がイヤらしくて何よりも可愛らしい。

 いつものようにパジャマとして着ていたTシャツは胸元までめくられ、もう何回も弄りたおしてきた突起が触って?と桐を誘っている。白い肌、そこにうっすら残る鬱血のアト。潤んだ瞳と真っ赤な顔。

 何回見ても、一瞬にして理性が吹き飛びそうになる。


「ゔー…」

「……チッ、これでいいんだろ?」

――ぎゅうっ

「ン…桐、好きや。へへ、暖かぁい」


 ぐりぐり、と額を肩へ擦り付けてくる紅葉に、桐はゴクリと唾を飲み込んだ。いつもそうだ。やろうとすると、紅葉は先に温もりを求めてくる。触れ合っていたいと思う紅葉と、その先もしたいと思う桐。その相違が未だ挿入まで持っていけずにいる理由だ。


「紅葉、…もういいだろ」

「むぅ…しなきゃダメなん…?」

「してぇんだよ。こういうことを…な」

――ペロッ

「っひゃ!…やぅ、それ嫌やぁ…っ」


 桐の熱い舌が、ようやく紅葉の胸をとらえた。一舐めしただけで体を震わせる紅葉はとても敏感で、桐は息を乱す紅葉を見て満足げにクツリと笑う。

 舌で押しつぶし、吸い付き、時折甘噛みをして刺激を与える。もう何回もいじられたソコは、すぐにプクリと起ちあがって桐をイヤらしく誘った。


「ふぁぁ、き、りぃ…っ、やっ、やぁンッ」

「ン…何がだよ、んな気持ちよさそうにして」

「うぅ…変、なるから嫌や…っ、ん、ちゅーちゅーせんでぇ…っ」

「エロ…ッ。…じゃあこっちはいいのかよ?あ?」

「ふにゃああ!っ、きゅ、に触っちゃ…ダメ、なんにぃ…っ」


 ふぇーん、と真っ赤な顔で涙を流されても、それはイヤらしいだけで。桐はパンツの中に差し込んだ手に触れるものを、きゅ、と握りこみ、ゆっくりと上下にしごきだした。



[*前へ][次へ#]

24/34ページ

[戻る]


あきゅろす。
無料HPエムペ!