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「いつがいっかなー…どこがいっかなー」
「聞いてないですね」
「近くて空いててカレーの美味しい抹茶アイスのあるとこがいいよねっ!」
「うわぁ、ここでもぉ抹茶ー?しかもぉアイスゥ」
ふっふっふ、チミたち分かってないね。夏はアイス、でも冬こそアイス!
ほら、暑い日になぜか鍋やるじゃん?あれと同じだって。
てか、オレはいつでも抹茶アイス食べたぁぁいっ!
「むふふ…抹茶ぁ…」
「っ…て、テメ、だらしねー顔してんじゃねぇっ!///」
「った!…うぅ、叩かなくてもいいじゃん…うぉっと、涎出てた」
「汚いですね…」
「俺がぁ舐めとってあげよっかぁ?」
ぎゃああああなんかエロい!
ペロッて…ペロッてリューちゃんが自分の唇舐めたぁあ!
………ん?
それってよくすることだって?
そっか…あはは、勘違いしちゃったみたい。
そうだね、オレもよくするよ。
抹茶食べたあととか抹茶食べたあととか抹茶食べたあととかにっ!
「全部同じだろーが」
「それよりもまず口を拭きなさい」
「えーもったいないじゃ…あれ、東?」
「………ん?」
「え、ど、どこ行くの…?」
「寮、戻る。眠くなった」
ふぁ…っと大きな欠伸をする東。いつも眠そうだもんね!
…って、せっかく話してるのにそれはないじゃんかぁあ!
い か せ な い っ !
──ぎゅうう…っ
「ミャア…」
「予定が決まるまで帰さないもんね!」
「……悪いけど、スキー、行かないし」
「だよねー…ってええ゙!?行かないのっ!?」
「めんどい。じゃ」
ぇ…え……ええぇええ何なの東はぁああ!!そのつもりで話に参加したんじゃ……えっ、違うの?
めんどくさいから行かないの?
……と、思ってたら。
「ミア、私も行きませんよ?」
「んんっ!?」
「寒いとこは苦手なので。では失礼します」
「ちょ、シン!?」
「俺もぉ、やめとくよぉ」
今度はリューちゃんまでっ!?
そんなのイヤーッ!って行かせないように抱きついたら、お尻触られた。
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