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「雪があればどこでもいーもん!それにここから一番近いしさっ。見てよ、道具貸し出してるんだよっ!?」


「それはどのゲレンデでもしてるでしょうね」


「ぅ゙…もう何だよっ、ひ…ヒヤアセならあっちいって!」


「……ミャア、冷やかし」



ギャアアアア間違えたっ!
にに、似てるからいーんだもん。

ゔーみんなもうヤダ!
いいもん、オレ1人でいくからっ。……と思って1人で雑誌見てたらね、みんな机の周りに集まってくれたんだ!

もつべきものはお友達だねっ!



「へへ、オレちょー嬉しいっ」


「「っ──///」」


「あっそーだ!いくならスキーウェアも買わないとっ」


「い、家にねーのかよっ」


「……はっ、あった気がする…けど、小学生のときのだよ?」


「ミャアならぁいけるってぇ」



グッ!と親指をたててウィンクしてきたリューちゃんだけど…それ、どういう意味!?

オレは小学生のときからチョー成長してるもんねっ。
50cmくらい大きくなってるもんね!



「50cmて、小1と比べたら誰だってそうでしょうに」


「ち、違うわいっ!小6とだしっ」


「ハッ、じゃー小6は120しかなかったのかよ、ドチビ」


「チビいうなーっ!鳳珠たちがデカいだけだもんっ。お、オレだってあと一年もすれば180に…」


「「ないない」」



ぐぁっ!
みんなでいうことないのに…うぅ。

それにいきなりグーンと伸びるかもしれないじゃん。
オレはそう信じるね!



「そーだ、みんなはスキー出来るのっ?」


「出来るよぉ」

「私に不可能はないですから」


「ぐっ……あ、東は!?」


「………ミャア、ごめん」


「え゙ーじゃー出来ないのオレだけっ!?何だよぅ、オレの仲間はいないのかっ」



バンバンッて机叩きながら訴えてみた!

……仲間は現れなかった。

ちぇっ、いーもん、スキーが出来ればそれでいいんだっ。
ついでに雪合戦も出来ればなおいいけどっ。



「んーじゃあみんなはオレにスキー教えるとしてー…」


「どんな俺様野郎だ」



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