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スッゴく幸せそうな顔をして、俺を横抱きにした。そのまま俺の部屋に入ってベッドへ下ろされる。

ま・さ・か!の展開。
ちょ、いきなりソッチいっちゃう系!?



「お、俺まだ心の準備が…っ」


「大丈夫、優しくするよ」


「だ、大丈夫じゃな、…っ、ひぃ!?」


「……石鹸とかは黒蝶と同じの使ってる?モチモチ…吸いつくみたい」



そういいながら確実に手を這わしてきて、またキスをしてくる。
そりゃ確かにエータと一緒に使ってるけど…なんで分かんのっ!?

あれか、俺は肌のことまで考えてないと思われてたわけか!
正解だけどっ。



──クニッ


「んぁ…っ!/// ひ、な、つめ…っ、うぅ」


「可愛い…抑えられるかな、僕」


「や、ぅ…っ、ひン、そこ触らな、ぅあっ」



俺と棗って2・3cmしか差ぁないのに、笑顔で俺のこと押さえつけて尚且つむ、胸まで触ってくるんですケド!!

確かに優しい手つき…う、ぁ…ヤバい、かもしんない。



「な、つめ…ぇ、待って、…ン、もっと知り合ってからでも…ぉっ」


「大丈夫、今からたくさん知り合おうね」


「ひぃっ、ちょ、マジ?まっ、棗…っ、み、つる!」


──ピタッ


「っは…ン…美鶴、まずは話し合おうぜ、なっ?」



こ、こういうことはデートとか重ねてからするべきだろっ!
こ、告白したばかりでいきなりは…と思って止めた。

名前を呼んで止まってくれたのは意外だったけど。
……いや、止まったわけじゃなかったみたい。



「ぎゃあああ!なな、舐めるなーっ!///」


「ヤバい…ね、もう一回呼んで?弘樹君…美鶴って、呼んで?」


「よぶ、呼ぶか、らぁ…っ、みつ、る…はぅ」


「どうしよう…名前呼ばれただけでイっちゃいそうなくらい興奮する…」


「えぇ!?ちょ…っ、あ、ン、た、助けてーっ!!」



聖なる夜に結ばれた俺たち。
相当棗にガマンさせてたのか、俺はそのあと逃げる術もなく、あれよあれよという間にヤられてしまった。

何回も何回も、気がついたら朝で、隣では棗が微笑んで俺を見つめていて。
ああ、幸せだな…って思ったのは棗には内緒だ!



『心がキューって痛くなった。いい意味でね』



エータが、初めてタッツーとシたときそういってた。
あのころから少し意識はしてたのかな…うぉーハズッ!

でも確かに、いい意味でキューってしたわ。



棗 美鶴。
心友の想い人が来たことで知り合って、結果付き合うことになった奴。

エータもだけど、でも、もっと綺麗に幸せそうに微笑むから、俺はほだされたのかもしれない。


とりあえず、……好き、みたいです。




(弘樹君…っ、弘樹、愛してるよ…!)

(はっ、ぁ、うぁぁ…っ、み、つる…っ)

(も、イく…っ)

(お、れも…く、んぁぁ…はっ、す、きだ…ぁっ!)



END!
リクエストありがとうございました。
典型的な美形×平凡でしたね。

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