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「あっ……ぅ、せんぱぁ…い」
「っ、あんまり煽るな…ムリはさせたくない」
「だって、は、ずかしぃ…!」
ベッドの上におろされた遙香は横を向いて枕に顔を埋めてしまった。微かに見える耳は真っ赤で、駿は覆い被さるようにして耳の裏をペロッと舐めた。
「ひぁ…っ!」
「こっち向いてくれないなら…このままするぞ?」
「うっ…でも、だって先輩、凄くエッチな目するんですもん…っ」
「………は?」
「食べられちゃいそうで…それで、そのっ…恥ずかしくて…っ」
「は…はは、分かった。ならそのままでいてくれ」
「え?……あっ、せんぱっ」
可愛らしい言いわけに駿の理性はドンドン飛んでいく。完全にうつ伏せになってしまった遙香の下に手を入れ、スルスルと服を脱がしていく。徐々に露わになる遙香の白い肌に、焦ってしまう気持ちを抑えるので必死だ。
そして肩のところまで服を捲りあげた駿は、一旦手を止めて遙香の背中を見つめた。
「ゃ…です。そこ、そんなに見ないでっ…」
「遙香はこれを嫌うかもしれないが…俺は好きなんだ」
「えっ…?」
「いつ見ても、ここに吸い付きたくなる」
そういって背中の傷にあわせて舌を這わした。ピクッと遙香の体が反応し、駿は手を胸にあてながらも、何度もソコに吸い付いた。
白い肌が赤く染まるまで。
──ちゅう…チュクッ
「ぁっ…あ、んぁ…っ…、ふゃぁ」
だんだんと、遙香の声に甘みがさしてきた。小刻みに震える体は与えられる快楽のせいか、はたまたイきそうなのを我慢しているのか。どちらにしろ真っ赤な顔は嫌ではない証拠だ。
「あぁ…ッ、せんぱぃ…ん、はぁっ、やぁぁ…」
「……遙香…そろそろ、こちらを向いてくれないか…?」
「っぅ…」
「遙香もイキたいだろ?俺に身を任せてくれ」
「………あの、っ…はい」
駿に囁かれるようにいわれて振り向かない、なんてことムリだ。遙香は顔をさらに赤くし、ゆっくりと仰向けになった。
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