thirteen (52)
あいつは純粋に刹那的だから
あなたとわたし、それが世界
あなたにピンクサファイヤを
エイトビート、思い出の上で
きっとすべてをも忘れられる
きらきらと舞い散る金の粉は
きらきらと落ちる小さな粒子
グッドナイト、マイスイート
グラジュアリー、衰える視力
スカイブルー・マリンブルー
ストロベリーショートケーキ
それはそう、中毒によく似た
そろそろ優勝者が決まる頃、
だってこの足はまだ動くもの
たとえようもないこの、歓喜
どうかどうか、輝いたままで
どうかどうか、幸せの確信を
なにもなかった、それ以外は
ねえ知ってる?空が青い理由
ハートをいっぱい繋げた腕輪
パープル・ピンク・スターズ
ひらりひらりと空気より軽い
プラム色のドレスをまとって
ペチュニアを指でばらばらに
またひとつ、憎しみを知った
メタリックホワイト・ムーン
やさしい右手を今は知らない
愛も恋も一緒くたに流し込む
愛をクロスにつけてみがくの
逢えない日々すら愛しく思う
運命すら信じたくなるひとり
甘くとけるいつかのてのひら
眼の奥を揺さぶるような頭痛
泣きたいなら泣けばいいのに
叫びたいくらい強く思うのに
響くカノン、丘へのきっかけ
君の行く先に祝福を贈るから
今にもスクラップになりそう
砂漠じみた笑顔をちょうだい
私に少しの光を残しておいて
自分の背丈より長い杖を振る
惹かれていたような気もする
手をつないで、軽い足取りで
終わる、始まる、また終わる
純白、あなた色に染まります
助けて、なんて言わなくても
焼けるシリウスは美しかった
真夏の深夜、ふと目を覚ます
端役の魅力を教えてあげよう
抱きしめたいっていうかほら
僕はあなたを、あなたは君を
僕はきっとまた君を裏切るよ


あきゅろす。
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