Menu:Lunch 〜混合〜
思うなんてどうかしてるけれど
〜オマケ〜
コンコンと音がしたのでどうぞ、というと蓮二君が入ってきた。
『あら、生徒会は?』
「今日は会長が休んでしまってな。
開けなかったんだ」
『あらあら、会長さん風邪かいな』
「そういうさよも、委員会はどうした」
『珍しくない日だったんよ』
「そうか。・・・ところでなにを話していたんだ」
『えー? 内緒だよね、赤也君』
「ははっ、そうっすね! 内緒っす」
「データマンとしては気になるところだな」
『だから内緒にするのよ。ねぇ〜』
「はいっす!」
私と赤也君はにこっと笑う。
「・・・まぁ、あとで赤也からたっぷり聞く事にしよう」
「えぇ!! 絶対口開きませんからね!」
「ほぉ・・・覚えておけよ赤也」
少し蓮二君の目が開いた気がする。
「な、何する気なんすか」
「内緒だ」
赤也君、南無三。
その後、蓮二君が赤也君からデータを取ろうとして弦一郎君に二人とも怒られてしまった。
[*前へ]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!