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Menu:Lunch 〜混合〜
僕らは一人じゃない
〜オマケ〜
「はぁ〜〜〜・・・」

『珍しいですね。
菊さんがそんな長いため息を出すなんて』

「・・・ほら、今日柳さんがいっていたでしょう?
「これから中学校へ入学したら部活動にはいりますから、案外一緒にいる時間はかぎられてくるものですな」と」

「菊さんはボイスレコーダーでももっているんですか。
記憶力いいですね」

「あまりにも衝撃がでかくて憶えていました・・・。
さよさんは入りたい部活動、ありますか?」

『それがないんです。
しいていうなら、茶道部ですかね』

「あら、嬉しいですね」

『茶道部に入る事がですか?』

「いえ、入りたい部活動がないことがです!」

『さ、左様ですか・・・』

「でも・・・さよがはいりたい部活動があったらそれをとめたりしません。
・・・やりたいことがあったらやりなさい」

『は、はい・・・』

「どうしたんです?」

『い、いえ・・・(母親もそんなこといってたな)』



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あきゅろす。
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