Menu:Lunch 〜混合〜
有頂天ビバーチェ
とうとうこの日がやってきた。
【立海大附属中学校 入学式】
大きくかかれた看板が校門に立っている。
『でかい・・・』
「私立ですからね」
私は菊さんと校門からはいると、二手に分かれ、私は生徒の教室割り振りがかかれている紙を探した。
「『一年A組か』」
誰かと声がそろった!?
横を見ると見慣れた顔。
『蓮二君!』
「さよ、声が大きいぞ」
こつん、と小突かれた。
が、顔はニコニコ。
『やっと一緒のクラスだね、宜しくね』
「お前が一緒だと、毎日大変になりそうだ」
『ひどいなぁ』
ちょっと心細い気持ちがあったけど蓮二君がいるなら、大丈夫やね!
二人で教室へ向かった。
そのまま何分か教室にいると先生が入ってきてはじめてのホームルーム。
女の先生で優しそうだった。
その後、入学式が終わり帰ろうとしているとき、ちょっと廊下が騒がしくて見てみると、先輩方が部活の勧誘をしていた。
「軽音楽部でーす!いっしょにやりませんかー!」
「剣道部、初心者も大歓迎でーす!」
「男なら柔道部はいろうぜ!!」
ふふ、あっかるいなぁ。
でもこれといって入りたい部活はない。
蓮二君は、テニス部はいるしなぁ。
ゆきちゃんは何部はいるんだろう。
私は部活よりも今日の菊さんのご飯の方が気になったので帰ってしまった。
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