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「まっしろ、まっしろ。」

柵越しに話し掛けて私の頭と頬を撫でる人物。
無表情で無口だけど、ほんの少し微笑んでいるように思えた。


「、まっしろ。」

躊躇がちに名前を呼んで手の甲で私の頬を撫でる人。
いつもValvudyと一緒にいて、最後まで離れなかった人。


「まっしろ。」

白い絹のような髪を持つ人。白い服の人の前では馬の姿をしてたけど、私の前では人の形をして抱きしめて欲しいと思った時には抱きしめてくれたし、いろんなことを教えてくれた。


「・・・・・・まっしろ、。」

向こうの部屋に入れられていて、いろんなことを話してくれた人。
彼のみた世界(景色)を私も見たかったけど、あの人がなくなってしまって 悲しかった。


「まっしろ。」

ボサボサの茶色い髪に暗い黒い闇のお目目。
私を そと へ連れ出してくれた人。





「・・・・・・それが君の知っていることかい?」
「はい。」






ある石マニアと感情欠如の少女と

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あきゅろす。
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