詩
目眩
きっとそれは
突然身に降り注いで
僕の心を
ぐちゃぐちゃにして
それでも止むことの無い嫌悪感
頭が痛かったり
苛まれたりする
酷く そういう気分に成る
切り離された体と心が
ちょっと心地よかったり
気持ち悪かったりする
自我に戻りたくない私と
体の中に戻りたい私
でも
本当はそのまま
溶けてしまったら
少しは
もしかしたら
許されるかもしれないであろう
沢山の怨み辛み
そんなところに
この二本の足で
私は立っていたり
揺らいだ地面に
吸い込まれて
眠った のは
最後の私で
きっと 微笑みながら
安らぎながら
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