僕と欠片と涙の探しモノ
ケーキと謎の少女達.5
あれから俺達はかなりの時間カフェで話した。案外気が合ったのか色んな話しをした。
「うん、それでね」
「はひ!もうこんな時間です!」
『帰らないとな。俺が送って行ってやるよ』
「いいの?」
「でも慶さんが…」
『大丈夫、俺は男だが、ハルと京子は可愛い女の子だからな』
「「////」」
『クスッ。じゃあ行くか』
と俺が二人に聞くとコクリと小さく頷いたハルと京子。(同じ女だが…)不覚にも可愛いと思ってしまった俺。
まぁ、ハルと京子は同性から見ても本当に可愛いから彼氏とか直ぐ出来るタイプだなきっと。
『じゃあな京子』
「うん、また明日」
「京子ちゃんまた明日」
そういや、クラスのやつにハルと京子とはクラス違ってたな。綱吉も何故か軽く落ち込んでたな…
「では慶さんまた」
『嗚呼、またな』
ハルを送り終わって、俺は少し散歩がてら近くの公園に寄った。何故か何処か懐かしく感じたから…
『公園か…』
俺は日本に来る前迄公園に来た事が無い筈なのに、何故こんなに懐かしく感じるんだ…?公園何てあまり来た覚えが無いのに……。なのに、躯が憶えてた…
『何だか悲しくなるな…』
ベンチに数分座ってボーッとした後俺は家路についた。
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