僕と欠片と涙の探しモノ 風紀委員長.3 『雲雀、お前手加減無しだな…』 「そんな事僕には、関係無いよ」 『そ、そうかι』 「…そうさ」 雲雀って本当冷酷な奴だな…。さっきだってめちゃくちゃ楽しそうに笑ってやがった。 本当に戦うのが好きなんだな…雲雀って。 『雲雀、助けてくれてありがとな』 「……別に。僕は風紀を乱した奴を咬み殺しただけだよ」 『雲雀らしいな。じゃ、俺は是で』 「ちょっと待ちなよ」 『なんだよ…俺腹減ってんだけど』 「慶も一緒に来なよ」 『……Why!?』 オイオイ、ちょっと待てよ!!なんで俺が雲雀と一緒に行かなきゃいけねぇんだよ!?俺、腹減ってると言ったよな?言ったんだよな?(←二回目) なのにこいつは一体何を言ってんだ! 「慶の腹の具合なんて知らないよ」 『雲雀っ…お前…』 雲雀の奴…俺の心をいとも簡単に読みやがった。なんだよ、雲雀もリボーンもプライバシーってもんを知らねぇのかよ…。 [←][→] [戻る] |