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REBORN
快楽世界





「ひぅ……ぁ」
「息をはいて、力を抜いてください……。」

ローションがわりに蜂蜜を使ってはいるもののやはり本来受け入れるべき場所ではないその器官はそう易々と指の侵入を許すわもなく、必然的に痛みを感じる。




「っ…………い……」

「仕方がないですね。えっと……君の前立腺は何処でしたっけね………」

長くて細い人差し指が内壁を押す度、体にはしる快感に耐え切れず身を引こうと腰を動かした時だった。

「んっ…はぅ…………は…ッン!!」


その動きによって自分が一番感じる、所謂前立腺を骸の指が引っかいたのだ。


「おや?自分から動いて下さるとは……クフフ……今日は積極的ですね。」
「違っ……ぁあっ!」



見つけたならこちらのものと言わんばかりに激しくなる愛撫。

グチグチという卑猥な水音。
大量に投入された蜂蜜が滑りを善くするため痛みはなかったがナカとモノを同時に弄られ、イきそうになったら動きをとめられ、落ち着いたらまた動き………

そんなことを続けられれば、僕も限界だった。







「入れていいですか?」
骸のその一言に何度も首を縦に振る。

早く入れてほしい。
早く満たしてほしい。
早くイかせてほしい



そんな底無しの性欲。






それがどれだけ愚かしいかくらいわかっている。
だが、ゆっくりと後ろにあてがわれたものに僕は逆らえない。 震えが走る体をなんとか支え、骸がきやすいように足を開く。

「はや………く……」
「そう焦らないで下さい。すぐ入れてさしあげますよ。」



散々鳴らされたソコはあっさりと大きな骸のモノを受け入れた。

体内で感じる骸の大きさに体がビクリと跳ねた。



いつのまにか、甘い蜂蜜の香は濃厚な性の香に置き換わっていた。

「はぁ…おっきぃよ…………むくろ………」

骸が呼吸をするだけで感じる微弱な快感。


「動いていいですか?」
「きかないでよ…そんなこと……」
「クフフ…了解です。」

僕の言葉が合図でしたといわんばかりに律動は開始された。

「ひぁっ!……っ…ぁあっ…………ん………ぁ………」

「やっぱり君の中は最高ですね。こんなに…締め付けてくる。」


頭が弾けそうな程の快楽に全ての思考を奪われる。

「ぁっ……ひ……あ…ぅん………き…もちぃ……よ…」
「それはよかったです。僕も気持ちいいですよ恭弥。」


恭弥…か。

初めて呼ばれた気がするよ。

たかが僕の名前だったけど、それだけで僕の心はドキリと大きな鼓動をたてた。


「…あうっ………はげし…」
「激しいのは嫌いですか?」


途端に緩やかになる動き。


「あっ………」

ほんと良い性格してるよね。

とことん僕のプライドを潰すつもり?

物足りない刺激に僕の陥落した理性ではどうなるかは見えていた。


「どうなんです?」


足りない…


「もっと!もっと………はげしくっ!!」
「クフフ…どうなっても知りませんよ?」






知るものか。
堕ちる所まで堕ちてやるよ。




その沼に足を踏み入れた僕の末路は破滅か…絶望か…


はたまた…


「むく…………、も……い……ィク………」

「イきましょう、共に…。」

「あっ………ぁあああっ!」
「っク………」



甘い快楽の世界か…







蜂蜜のビンはすでに空だった。






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結論=EROは苦手
雲雀呼びに萌えていた時期だったため雲雀呼び

俺が書くだけで文章がカオス化するという奇跡


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