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万事屋の場合
「喜べ!!定額給付金とやらが出るぞテメー等ァァァ!!!」
「何ヨそれ」
「あのね、簡単に言えばお金が貰えるって事だよ」
「おぉっ!!マジでか!?何でアルカ!!」
「知らね。金が貰えんならどーだっていいんだよ!!!給付金万歳じゃコラァ!!!」
「アンタどんだけ金欲しいんですか」
「金に汚い大人にだけはなるなってマミィが言ってたネ。ワタシなら酢昆布金が無くなるまで買い込んでやるアル!!!」
「俺だって金が無くなるまでありとあらゆる糖分をだなぁ」
「アンタ等ほんとそればっかか!!!」
「他に何があるネ。私利私欲に使う、それが金ヨ」
「…危なっかしくて神楽ちゃんに大金持たせられないよ」
「いいんだって。お前もたまには自分の為に金使えよ」
「なけなしのお金なんだから生活費にするしかないですよ」
「「…新八ィィ!!!」」
「は?何ですかいきなり」
「…う"ぅ…新八ィ…その若さで生活費の為に自分の金を…お前は俺達の母ちゃんだコノヤロー!!!!そして俺の奥さんだコラァ!!!!」
「16歳の少年が言う事じゃないネ!!!なんか泣きそうになったアル…マミィワタシ少しなら酢昆布我慢するネ!!」
「はぁ…ちょっとあんまりポンポン捲し立てるように言わないでくださいよ」
「新八大好きだコノヤロー!!!!所帯染みてるお前がたまらなく愛しい!!」
「うるさいから少し黙っててください」
「新八ーワタシ新八に酢昆布買うアル!!!」
「いやいや新八は眼鏡かけてっから目薬とか!!!」
「いや、酢昆布も目薬もいらないから。でも…気持ちは嬉しいよ?ありがとう」
「「…もう新八大好き!!!」」
「ぐえっ」
このお金の使い道はいつも頑張ってくれてる新八に
END..
(いつも何だかんだ言って頑張ってくれてるから…すき焼でもしよっかなぁ)
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