novel
傷一つ
人を斬った
血を拭った
刀をしまった
いつもする事で
余りにも日常茶飯事の事で
ただ違ったのは
その光景をぴくりともせずに凝視する視線
自分でも分かる程殺気立ち、背後にいる恋人はただその場に立ちすくむ
また、傷一つ
アイツの純粋な心に入れてしまう
たたが傷一つ
去れど傷一つ
俺は
お前を失うまでに
一体幾つの傷をお前に植え付けるのだろう
ただ、確実に分かっているのは
お前を失いたくないと言う
純粋で残酷な事実だけ
END..
設定上は土方さんですが、誰でも大丈夫です。
…多分
相手は言わずと知れた新八です
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