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花に愛されて/山神遼亮
太陽を浴びて 眩しいはずなのに風に揺れて笑っていた
学校を終えて 厳しい坂 登り
花を見たら笑っていた

僕の元気を水をあげると共に
分け与えた
いつか美しい花になる日を
夢 見てるのかな?

枯れてしまうのなら
咲かないでくれと 僕は願った
キミの枯れた姿を見れないから
水をあげていると
笑顔をしていて 僕は祈った
キミがいつか花になって
笑顔をくれるようにと…。

太陽の下で 暑そうにしていた
風が吹かず 雨降らず…。
学校を抜けて 厳しい坂 登り
花を見たら 枯れ気味で

僕の想いを水に変えたと 同時に不安がよぎる
まさか美しい花になれず
夢 終わるのかい?

枯れてしまう前に
種を1つ見つけ 僕は解った
キミが生まれ変わり会えることを
水をあげてたら 涙が落ちてく
花にかかって
キミも泣いてるのかなって
僕は空を見た

キミの隣に 1粒の種を埋めた
同じ芽に育っていく
初めて会う前のキミと重なり
風が強く吹いた
雨に打たれ泣いた…。

前と同じように
咲かないでくれと 僕は願った
キミがくれた命だから いつか
水をあげてれば
笑顔に会えると 僕は思った
キミがいつか花になって
笑顔をくれる そう信じて…
今日もやっぱり水をやる
いつか枯れた花のために。

★この作品の感想
たいよーさん
若干くどい感じもありましたが、ストーリーのピュアさに一票です。

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あきゅろす。
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