お題小説
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臨也がこうして吊されてから、既に三時間は経った筈だ。まだ虐めてやりたいが、いくら負担を分散させているとはいえそろそろ縛られ吊されている箇所が悲鳴をあげていることだろう。縄と縄とを繋ぐフックを外してやろうと手を伸ばすと、臨也が降ろしてくれるのかと期待を込めた目で見つめてくる。そんな反応をされたらこの手を引っ込めて一笑してやり、更に放置して虐めたくなるではないか。だが今日は臨也の身体が可哀相だからここで降ろしてやる。電マにペニスが軽く当たるだけでも今の敏感な身体では射精してしまう可能性があるため、それに当たらないように臨也の身体を抱きかかえた。はぁっ、とギャグボール越しに臨也の安堵の溜息を聞く。
…降ろしてからはなにをしようか。
「はっあ……あう…」
ギャグボールを外してやると、唾液がたらりと臨也の口から垂れた。天井から吊すために取り付けたフックのみを外したため、臨也の身体は縛られたままだ。吊されてはいないため楽にはなった筈だとは思うが。
「びしょ濡れじゃねぇか」
「は、うぅ…」
全く触られていないというのにダラダラとペニスからは我慢汁が垂れ、臨也の尻穴を潤していた。詰る言葉を吐いても臨也はなにも反論しない。寧ろぺたりと耳を下げるその姿は、主人に叱られて落ち込むペットそのものだ。
暫くの間吊され嬲られていた余韻に身体を震わせていたが、どうやら落ち着いてきたようだ。しかし身体を擽るように疼かせる性欲は落ちることはなく、臨也を変わらず蝕み続ける。ひとり小さく喘ぐその様を見ていると、臨也が自由の利かない身体でこちらに近付いてきた。
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