お題小説
3
顔の横に持って行った膝をベッドに押し付け、上から貫く。細い金具をぎゅう、と力強く掴みながら、臨也は口をぽっかりと開けて喘いだ。
「はあぁあ゛っ、あ、んぁあ゛！！！あ゛ああっ！！ひ、しずちゃっ、ん、あっ、くぅうひいぃっ…！！！はあぁっ、やぁあ゛ああっ」
上から貫かれていれば、奥を叩くその衝撃と体制も手伝いろくに息も吸えないだろう。臨也の顔は真っ赤になっており、しかし酸素を求める口からは喘ぎしか零れない。ひいひい鳴く臨也のペニスは、それでも勃起したままだ。
「ひいんっ、やっあ゛、いりぐち、があっ捲れ、て……っんあ゛ぁあああ゛っ！！」
「気持ちいいかよ、なあ」
「あっあ、ああ…！きもちい、れす、うっ……おく、おくもしてぇっ、あーっ！あ゛あぁあーっ！！」
「っ、入り口がいいんだろうが。
どっちがいい、奥か、入り口か」
「も、わかんなっ、よぉ…っ、あっ、ん、いりぐちもっ、おくもぉ……ん、あ、あ゛っきもち、くて、あ゛あぁあっ、だめっあ、わかんないぃいっ…！！」
泣き喚く臨也に煽られ、ペニスがぶるぶると欲望を吐き出そうと震え始める。臨也の奥深くを突くと喘ぎと共に締め付けが強まり、限界だったそれは射精を始めた。
「んやぁああっ、はあ゛あ、あついっしずちゃあ……、んっあ゛、ああ……！！」
足が宙を蹴るようにして震えている。
お互いの荒い息が部屋を占めるが、絶頂に達せない臨也はもう限界、と言った表情をしながらも、もどかしそうに不自由な身体を揺すった。息もまだ整っていないというのに俺を求め、誘う。
「やあっ、…まだして、たりないっ…」
俺も一発でやめる気は更々なかったため、もっともっとと求める唇にかぶりついた。俺の体に擦り寄ってくる尻尾を捕まえれば、臨也がくぐもった声を洩らす。
「…っは、これも気持ち良くしてやるよ」
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