お題小説
2
膝の裏に自らの腕を差し込み、足を開き全てを曝け出す臨也の尻尾が不安げにうろうろとさ迷い、ぺたりとベッドに落ちた。

「ぅんっ……ひゃ、あぅ」

いつもの通り、電マで尻穴を解す。
声を抑えようと手を口に持って行く程に足がずれ、臨也の腕の関節にはまったまま、宙で留まりびくびくと震える。
すぐにイってしまいそうであまり弄りたくないのだが、たまには弄ってやってもいいだろう。
そう思い電マを臨也のペニスに当ててやる。すると身体を大げさなほどに跳ねさせ、久しぶりに味わうペニスへの刺激に臨也は悶え、尻尾と猫耳をぴんと立たせた。尻尾は臨也の身体に軽く巻きつき、快感のあまり足を支えることができなくなった行き場のない手が、シーツを掴みながらベッドの上を行き来する。

「っは、はぁあ……っひ、……っんぁあああ゛ああっ!!?ふぁあっあっあ!シズっ、ちゃんしずちゃ、あ…っ!!」

足をぺたりと貼り付けるその座り方は女のようだ。それでも足を閉じないのは、勝手に足を閉じたら俺から叱られるとわかっているからだろう。

「あっ、あっ、あああっ!!も、だめ、えっ、だめ、いく、……っ、っ!ふぁ……っ…!………んぅう…」

限界はやはりすぐに訪れるようだ。
イく、と訴える臨也のペニスから電マを離してやると、物足りなさそうに臨也が足をすり合わせた。びくびくと震える臨也の乳首に電マを当てる。ペニスや尻穴ほどの快感はないのだろう、身体を仰け反らせながらも先程に比べ喘ぎは小さい。苦しげにはぁはぁと荒い息を洩らしながら口端から唾液を垂らし、勃起したペニスからは先走りがこぷこぷと溢れていく。

「はぅ、っん、んぁあ……あっ、あ…!」

「臨也、足開け」

「う、やあ……っくぅ、ああ……っ」

命じると、臨也は膝を立てて足を開いていく。手はシーツをきゅうと掴み、震えるような吐息がひどく淫靡だ。

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あきゅろす。
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