企画小説
4
ぶちぶち、と嫌な感触がする。
顔が水から上がっていたら、悲鳴が響いていた筈だ。挿入で数ヶ所は切れただろう、挿れたものを引き抜けば、それは血で汚されていた。引き抜いたそれを再び挿入する、抜き差しをする度に臨也は身体を痙攣させ、空気を逃す。
苦痛に悶える臨也の頭を上げさせ身体にのし掛かり、耳元でもう一度尋ねた。
「臨也、教えて」
「がっ、あ゛あ、ひっ、は…!しらっな、いってば…!しらない……っひ、やめ、」
何度も沈めて上げてを繰り返す。
だんだんと弱くなっていく臨也の抵抗と口調が劣情を煽り、苦しみもがく臨也を貫き欲を発散する。息が出来ない臨也のそこはいつもより締め付けが強い。
「っはああっ、あっ、やめ、って、っはぁ、っも、やめてっ…やぁあ゛っ」
「臨也、言ったらやめるから」
「おねが、ほんとにしらない、っぁああ゛あ!!やっあ゛、いたい……っつが、る津軽、っやめて、いた、くるし、いいっ」
「臨也……」
手のひらにつけられた傷。
臨也の綺麗な手のひらの中心には、くっきりと刃物によって貫通した痕が残っている。こんな傷をつけた奴が許せない、俺があそこを通りかかっていなければ臨也がなにをされていたか。考えるだけで怒りで身体が震えた。
「いっあ゛!!やぁあああッ…!!つがっ、るぅっいた、っんやぁあっ、っはぁああ゛あああっ……!!!」
奥に叩きつけるようにして吐き出したものに、臨也が首をぶんぶん振って悶えた。浴槽にはられた水とは別に赤い目から零れた液体を舐めとる。しょっぱい味のそれは次から次へと溢れていく、なんでそんなに泣くのか、理解できない。
風呂の床でぐったりと横たわる臨也は、水と血でぐしょぐしょだった。後膣からは精液が溢れ、水と混ざり合い排水口へと消えていく。
キッチンから持ってきた包丁を握り直し、今にも意識を飛ばしてしまいそうな臨也の手のひらにその切っ先を当てる。
「これで、俺がつけた傷だから」
ぼんやりとしていた臨也の目が見開かれた。唇が笑みを作ろうとして失敗したらしく、引きつったそれが出来上がる。ぷつ、と皮膚を裂く感触の後、耳をつんざくような悲鳴が鼓膜を叩いた。
八つ当たり
ゆた様お待たせしました!
ヤン…デレ……?なんとも中途半端なヤンデレですみません…!津軽さんの性格も定まっていない感じでぐだぐだェ…orz
こんな出来になってしまいすみません…!
リクエストありがとうございました!
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