企画小説
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鍵を施錠し、自由に動かせるようになったそれを抜き差ししてやる。隙間から排泄したままの小便がピュッと噴き出され、臨也がそれをとめるためにきゅう、とバイブを締め付けた。何も言わなくても行動した臨也の髪を撫で、褒める。

バイブをズルッと抜き、手淫で僅かに硬さを持ち始めたペニスをなかに埋めていく。小便が入っているためいつもより締め付けが凄まじく、なかなか奥まで入っていかなかった。挿入したまま暫く待つと、臨也が苦しそうにもがき、呻き、なかが蠕動しているのがよくわかる。それに感化されペニスが完全に勃起し、それを発散するために液体がたゆたう臨也のなかを掻き回した。

「ひっふぅうううっ…!!!ぐぅうっ、ひっ、ひぐ、っくぁあああう!!」

ぽたぽたと床に臨也の汗やら涙やらが零れ落ち、同時に腰からがくっと力が抜けた。肩を掴みこちらを向かせ、膝の裏に手を差し込み、そのまま顔の横に持って行く。苦しいのだろう、顔を真っ赤にして俺に掴まれている足を暴れさせ、ひぃひぃと切ない吐息を洩らす。そんな臨也を上から突き刺すように貫けば、臨也は涎を垂らしながら鳴いた。

「ひっぎ、ぃいっぐぁっ、あ゛っ、あ゛ぁあ゛ああっ!!!ひ、ひぐ、っくぁあう」

悲痛なくぐもった声を聞きながら、絶頂を目指して腰を振る。僅かに後膣から漏れ出す小便が臨也の背中や腹を伝い、床や胸元へと溜まっていく。ひくひくするそこに触発され、なかに欲望を吐き出す。

「ぐぅう…ッ、っく、はぁあ…、っ!?
っんぅう、ひぃぅううっ」

白いものを吐き出し、高ぶったそれが収まったのを自覚する。萎えたそれは生理現象に従い排泄を始め、元々許容を越えていた腹は更に臨也に苦痛を与える。ぴくぴく痙攣する臨也のペニスに手を伸ばす。そしてそこに埋まるバイブを掴んだ。

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