企画小説
5
尿道を拡張したりバイブを突っ込んだりしていたら、臨也は排泄を我慢することができなくなった。そのためいつでもプラグやバイブを挿入したままにさせており、俺の許可なしに抜いたり排泄したりするなと臨也には言いつけている。
今日は特別俺の留守が長かったから、随分膀胱に溜まっていたのだろう。排泄ができず苦しいだろうに、臨也は排泄の自由がないことに不満を訴えたりしない。むしろ、俺が臨也を変えたというのに、まるで自分が悪いと、自分の責任だと言わんばかりに謝罪をしてくる。その罪悪感を利用しない手はない。

「怒ってねぇよ。仕方ないだろ?
けど、我慢できるように練習しような」

しょろしょろと勢いをなくした尿を見て、カテーテルと注射器、それから擬似尿を用意する。ついでにバイブの振動を強くしてやると途端にベッドに身体を沈め、シーツに顔を擦りつけ始めた。

「座って足開け」

短く命じれば、時間をかけながらも命令に従う。カテーテルを尿道に挿入しようとするが、臨也がバイブの振動に感じ腰を振るために挿入することができない。チッ、と舌打ちすると臨也は俺がすることを悟り、身体が動くのを精一杯抑え、カテーテルを挿入しやすくするために自らペニスを握った。





「ひぃう、あー…っあ、ぁ、入って、くる…ぅっ、ぅああ、あっあん」

カテーテルの、臨也の尿道に挿入していないもう片方の方には、注射器をセットしている。その注射器のなかには擬似尿が入っており、ピストンを押し上げじわじわと膀胱のなかに擬似尿を注入していく。バイブのせいで臨也は身体を痙攣させるが、ペニスを握り押さえ込んでいるためにカテーテルが抜けるようなことはない。いつも通り臨也の膀胱がパンパンになるくらいに擬似尿を注入し、注射器をカテーテルから取り除く。尿道からカテーテルをだらりと垂らす臨也の目は、ぼんやりと宙を見ていた。

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あきゅろす。
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