企画小説
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仕方なく、そのまま臨也の前立腺を尿道と後膣のふたつから責める。皮一枚隔てた敏感な箇所をぐりぐりと両方から押し潰し、抜き差しして突いてやると、首をふるふると振りながら、足がシーツや俺を蹴るようにして暴れまわる。構わずに続ければ臨也はすぐに絶頂に達し、痙攣している間も弱いところを弄り続けてやれば、全身で拒絶を示し始める。

「あ゛ーっ、あ゛、ああっきぅ、ひっ、ひぎっあぁああ!!っあー!!ひうちゃあぁ、っあ、っあぁあくうぅう、あ゛あ゛あ゛っ!!!」

バイブのスイッチを入れるとそれが激しく回転を始め、イボイボが臨也の内壁を擦り続ける。逃げようとする臨也を抑えるために細い背中にのし掛かり、俺の下で潰れた臨也の真っ赤に熟れた乳首を摘んでくりくりと弄る。変わらず尿道と後膣に埋まるバイブは前立腺に当たるようにしているため、後膣のバイブが動き回れば尿道バイブをぐりぐりと動かし、絶え間ない喘ぎ声を洩らし続ける。

臨也が再び達した。
密着している身体が長い間痙攣し続け、声も出せないらしい、妙な静寂のなかにバイブの振動音が部屋の中に響く。痙攣が終わったと思えば臨也は動かなくなった。失神したらしい。身体を起こし、時折痙攣する臨也の黒髪を掴み、座らせる。それでも意識が戻らず髪を掴む手を離せば、ベッドへと沈んでしまう。乱暴に髪を掴み、頬をばちん、と叩く。朦朧としながら目を薄く開いた臨也の反対側の頬を、もう一度ばちん、と叩いた。
目に微かに光が戻ったのを見て、後膣のバイブの振動を少し弱めてやる。尿道バイブをゆっくり引き抜いていくと臨也が、あ、あ、と絶え絶えの喘ぎを洩らした。

「抜くから漏らすなよ。我慢しろ」

「ひず、ちゃ、あ、ああぅあ、あ」

ぬぽ、と尿道バイブを引き抜くと、臨也は言いつけを守ろうと下腹部に力を込め漏らさないよう我慢をしている。その様子を見て、偉いな、と臨也の頭を撫でてやった矢先に、ペニスから白いブクブクとした泡が混ざった尿が、勢い良く排泄された。

「あっ、ああぁあ!!っあーっ、ぁ、し、ずちゃ、あ、あぅう、ごめ、なさ、あぅう…!あ、あぁあ…っ!」

長く続く排泄に、臨也は眉尻を下げながら俺に謝罪をする。我慢できるわけがないとわかっていたため、苛ついたりなんてしない。従順な臨也が見たいがために言っただけなのだから。

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あきゅろす。
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