企画小説
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小スカ/擬似尿注意





鍵を開けて中へ入れば、微かな喘ぎ声が聞こえてくる。いい塩梅になったものだと笑みを浮かべながら、その部屋へと足を踏み入れた。臨也は俺が帰ってきたことに気付いていないらしく、ひとりあそびに興じている。そういうところはまだ躾してやる必要があるなと、少し距離を置いて、その様子を観察する。

「ひっひ、ひぃいっう、っあーっあーっ、っくあぁああう、ひぃ、っあ、あ」

身体をびくびくと痙攣させ、ペニスから伸びる尿道バイブを上下に動かし、空いている片手では乳首を弄っている臨也は、まさに淫乱と言う言葉が相応しい。なかは弄るな、と命じているため、臨也はひとりでなかを弄ることはしない。身体を大方自由にしてやり、射精は許していないものの臨也の大好きな尿道を弄ることを許してやっている俺は、随分と優しくなったと思う。次第に臨也がひとりで寂しくなり始めたのか、シズちゃんシズちゃん、と俺の名を呼び始めた。ああ、可愛い。ひくひくと今にも泣き出しそうな臨也の元に、足を進める。



結果的に2ヶ月。
それが臨也を完全に壊し、飼い慣らすまで費やした期間だ。最初の一週間は兎に角酷かった。あまりにも暴れるものだから臨也を何重にも縛り付け五月蠅い口を塞ぎ、声を出すことも身体を動かすことも俺の許可がなくてはできないようにした。それは今も変わらない気もするが、その一週間に比べたら随分と自由を許してやるようになったと思う。

初めは足を開いたまま縛り付けて、欲望の赴くままに臨也を蹂躙した。無駄だというのに暴れ、叫び、どうしたものかと臨也の扱いには心底困った。あまりにも言うことを聞かないものだから、手を出すのはよくないとわかりつつも、臨也を殴るようになった。抵抗される、殴る、睨まれる、殴る、怒鳴られる、殴る、殴る、殴る。次第に臨也の抵抗が少なくなり、一週間経った頃には形だけでも俺に抵抗しなくなった。

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あきゅろす。
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